晩秋の薔薇 シューセルクル ポルトブルー メーヴェ 吉池貞蔵 ロサオリエンティス アップルローゼス 母の他界
▼2024.11.13 シューセルクル 吉池貞蔵
初冬というのか、まだ暖かい日が続くので晩秋というのか。
まんまるお月様シューセルクル。
本当に可愛く咲いてくれてたので朝大急ぎで撮影し、母に画像を送りました。
見てくれたようだけど返信はなく。
母が最初に病院に行ったのは10月中旬頃。
あれよあれよという間に大学病院を紹介され、検査入院したのは11/12
検査と処置後、経過が悪くICUに入り1週間で逝ってしまいました。
本当に本当にあっという間。本人もそんなつもりなく入院しました。
でも治療を何もしない（できない）場合の余命は宣告されていました。
検査と処置をして、病名が判明したら通院での抗がん剤治療が可能となり
余命が伸びるかもという話でした。
そして帰ってきたら片づけをしたいと。
ちゃっきちゃきの母だったので、検査入院の前には既にエンディングノートにまとめてありました。
痛いことはしないでほしい。できることなら緩和ケアだけでいいとのこと。
でもそれには病名が付かないとできない様子でした。
それから延命治療は絶対にしてほしくないこと。
それは、娘たちが望んだとしても絶対にイヤだと拒絶するほどでした。
また万一の場合は自分の為にお金を極力使ってほしくないこと。
そして家には帰りたくないとのこと。可能であれば病院から直葬にしてほしいと。
万が一に備えての封書も預かっていました。
でもそれは仮の話と思っていた。本当に開けることになるとは。
しかしそこは流石母。手紙には必要なことは書いてありました。
それからは怒涛の日々。ことづけに従って手続きを完遂する日々。
毎日実家に通い、できることはやっておかないとって思った。まだ終わらないけど。
そして母が家に帰りたくないと言ったのは大正解だと思いました。
悲しい寂しいはもちろんあるし消えないけど、悲しみに暮れるということがなかった。
毎日、なるべくいつも通りに過ごすように心がけた。
不安定な家族もいつも通りに過ごせた、暮らした。
色んなことを考えて帰りたくないって言ったのね。
お母さんすごい。ありがとう。
そして私はシングルマザーで大学生の一人息子がいます。
母がICUに入った後、お見舞いに来れるかと子供に聞いた時
どうしようかなと少し迷った後、何かぐっと言葉を飲み込み「行きます」と即答した。
大人になったと感じた。本人なりの事情もあったと思う。
そして息子は最後の別れで「ばあちゃん19年間ありがとう」と声をかけた。
息子を小さい頃からここまで育ててくれたのは間違いなく母と父。
私一人ではここまで育てられなかったよ。
でも成人を一緒に見届けられなくて残念だったな。これからも見守ってくれてると信じてる。
お母さんありがとう。沢山の愛をありがとう。
そして病院の方々のご尽力・丁寧な対応、本当にありがとうございました。
職場の方々にもとてもとても感謝です。
11月末まで休んでも大丈夫だよって言ってくださり本当に嬉しかったです。
そして事前にご相談した時も、色々なことを快く即決してくださりありがとうございました。
私は本当に恵まれています。
▼2024.11.13 ポルトブルー ロサオリエンティス タイプ1
▼2024.11.16
▼2024.11.21
11/10に咲き始めたポルトブルーが11/21まで咲いていました。
気温低めだと花持ちよくて花形が崩れない。
花が咲いたら、いつも通り撮るだけは撮っていた。
ほかにも沢山撮ってあるけどまとめる時間と余裕がまだない。
でも毎日なるべくいつも通りに暮らしたい。
▼2024.11.14 メーヴェ アップルローゼス
▼2024.11.30
▼2024.12.1
メーヴェはずーっとぽつりぽつり咲いています。
アプリコットからピンク寄り。可愛い。癒される。
メーヴェのすごいところは、多肥でブルヘッドになってもウドンコ病にもならず咲いてるとこ。
ウドンコ病見たことない。隣の品種がウドンコ病でもうつらない。
どうやら、ちょい控えめ施肥がいいっぽい。
▼2024.12.1 母のミニバラ 4号角鉢
数年前に母にあげたミニバラ赤
見ない間に太枝に育ってたｗ そして年中咲いてた様子。
母も盆栽や園芸が好きだったので沢山育ててましたが、かなり片づけられてました。
1～2週間の間に、万一に備えていろいろ手仕舞いしていた様子。すごい。
このミニバラは、実家でハダニまみれだったので救出してきました。
ひとまず植え替えて、枯れ枝を切ってバラシャワーして冬剪定に備え中。
最後お棺は、花いっぱいにしましたが
うちで咲いてたシューセルクル2輪とパシュミナ1輪も手向けました。
