シャリマー ロサオリエンティス 夏の開花と悪意と毒気
▼2022.7.6 シャリマー ロサオリエンティス 2番花
ちょっと前の開花で失礼しますー。記録を。
シャリマーの2番花が7/6~ポツリポツリと咲き始めました。
一番花が5/25に終わって切り戻し剪定してから、1ヶ月ちょいで咲きました。
樹高90cm→40cmまで切り戻しましたが、伸びてから咲くようです。
2番花も美人ねー。
香りは暑さで飛んじゃってますが、虫さんには分かるようでまた食われてたー。
シャリマーは、さすがタイプ0でほぼ病気にはなりませんが虫にはめっちゃ愛されてます。
一番花はだいたいどの花にも小さい黒い虫が張り付いてました。
(虫画像ムリなので検索したことなくて虫の詳細は知らないw)
今回はコガネムシが張り付いてた!オロオロとスプレー剤取りに行ってるうちに逃したあああ。
美味しそうな香りでもするのかしらー。
▼2022.7.6 シャリマー ロサオリエンティス 9号鉢2重鉢
樹高は一番高いところで100cm弱。
だいたい数輪ずつ咲くので、咲いたらすぐ浅くカットして花瓶へ。
夏はすぐパカーン。
▼2022.7.8 シャリマー 切り花
この美味しそうなグラデーションの桃色!
心の中でひそかにモモちゃんと声をかけていますw
咲き始めたら虫に見つかる前に急いでカット! 競争ですわw
今の時期は暑さなのか1日ですぐ白っぽく退色して開ききります。
夏は切ってからの花持ちは1~2日。
このシャリマー、一番花の前に枝を引きちぎられていたんです。
咲く直前の愉しみにしていた時期で、しかもちぎられていた枝は株の真ん中の真ん中あたり。
つまりは一番いい枝。房咲きの。そして枝長めにちぎられてました。
咲く直前ということは持っていく時期を見ていたかもってことだし
(しかも休日明けに気づいた。毎日蕾や枝の具合を観察してるのですぐ分かるんだからー!)
枝も1番いいものだし悪意を感じて本当に悲しくなりました。
まあ1本位いいじゃないっていう人もいるかもしれませんが、許可なく勝手に持っていった人は
あのシャリマーを愛でる立場にないと思います!
大切に楽しみに育ててたんです。
春の一番花は、1年間世話をして待ちに待っているそれは特別な開花で本当にワクワクです。
そんなことも分からない人に花の良さなんてわからないんだわ。
フェンス等で仕切られているわけではなく、これまでも何度かいたずらがあったので
対策や注意喚起のポップもちゃんとしています。
でもでも今回は悪意がありすぎるー。(触れませんが他にも引っかかる点が色々あった。)
対策してるので証拠もあります。クラウド保存できるタイプですが前後数日をまた別保存しました。
人の悪意というか毒気にジワジワとやられる感じで
シャリマーを見る度に、次咲いてもまたこんな事があるかもとしばらく立ち直れずにいました。
花が惜しいんじゃないんです。また、あのなんとも言えない気持ちになりたくない。
見ると思い出しては、悔しいような悲しいような怒りのような憤りと葛藤。
あと世界はウクライナのような大変なことが起こっているのに自分は小さいなーと思ったり。
まあちっちぇーんだけどさーw 中々折り合い付かないことってあるよね。
会社のはしばらく育てるのやめようかと思ったんですが
購入したものもあったので、植替えだけして本当に最低限の管理だけ。
植物には罪はないのにね。でもやる気になれなかったー。というか苦しかった。
そんな事件?があってしばらくして、花がらを半ばやけくそで切り戻ししていたら
ご近所のマダムに「それ捨てるなら譲っていただけない?」と声をかけられました。
もう終わりかけの花なので切っているとお伝えしたら、「それでいいのー」とおっしゃったので
どうぞどうぞと、まだまだ元気なキレイな花までばんばん切って差し上げましたw
そしたらその後すぐに「見てみてー」と画像を見せてくださったんです。
可愛い花瓶に丁寧に活けられて素敵な棚に飾られた、スンとおすまし顔のシャリマーは
生き生きとしてて大切に愛でられている感じがしました。
シャリマー、よそに行ったらそんな顔するんだーと思わずにやけちゃったよーw
事情は何も伝えなかったけど、こちらまで癒されて嬉しかったのです。
花の世話をしていると声をかけてくださる方もいます。
いつも楽しみにしているの、ありがとうと言ってくださる方も。
こちらも嬉しくなり「ありがとうございます!」って答えます。
強風で飛んでしまった花茎を、落ちてたからと空き缶に入れて置いていってくれた方も。
花を大切に見てる方はいらっしゃるんだなーとありがたいです。
しばらくはモヤモヤしてブログにも書けなかったし
どうせなら楽しい事を発信したいと思っているので触れられずにいました。
でもシャリマーの2番花で色々気づいたのと少しは消化したので
ネガティブな面ばかりに囚われないようにしたいな。
▼2022.7.6 カリブラコア スーパーベル ダブルピンクリップル
そんなわけでテキトー管理で今年は全然大きくならないカリブラコアw
やーっとまあまあ咲きだしたー。
ダブルブルーもありますが、それはもっとヨレヨレなので画像撮ってません。。
▼シャリマー バラ ロサオリエンティス 一番花と肥料についてのメモ 2022
シャリマー Shalimar ロサオリエンティス:データ
2019 Japan Takunori Kimura
美しいバラの系譜と屈強なバラの系譜の完璧なる融合
淡いピンクに花芯ピンク、個性的なロゼット咲き、中大輪房咲きの花。
ダマスクにティとハーブの中香。
ピンクへのグラデーション、艶やかで華やか、
表情豊かな花を咲かせるさまは、愛を語らう恋人たちのよう。
個人的には今現在、最も美しさと強さを兼ね備えた新しいタイプのバラ。
四季咲き性。樹勢がとても強く、耐病性が驚くほど強いシュラブ樹形のバラ。
ほぼ木立に近いシュラブ樹形で、栽培や剪定はフロリバンダに準じて育てれば良い。
秋の花枝だけ、ほんの少し伸びるので、
技術がある人ならその枝を利用しコンパクトなつるバラにもできる。
最も初心者向きのバラのひとつ。うどんこ病にもとても強いが、
黒星病には驚くほどの耐病性を持つ。
庭木のように虫が出た時だけ薬剤散布を行うか、もしくはそれを取り除くだけで育つ。
また半年に一度の薬剤散布(殺菌剤)を行えば一年間美しい葉を維持できる。
地植えや鉢植え、どちらにも向く。
名前は「愛のすみか」を意味するサンスクリット語から。
タイプ0 コンパクトシュラブ スタイル・ヘブンリィ
花色・ピンク 花形・ロゼット咲き 花径・中輪 花もち・良い
香り・中香 香質・ダマスクにティとハーブ 開花・四季咲き
樹高・1.3m 樹形・シュラブ樹形 普通タイプ
樹勢・強い うどんこ病・とても強い 黒星病・驚くほど強い
半日陰・普通 耐寒性・普通 耐暑耐湿性・強い
シャリマー ロサオリエンティス 成長記録
2020年
購入日:2020/2/5 大苗到着。6号プラスチック角鉢
芽出し肥:2020/2/27 バラの家IB肥料15粒。
蕾発見:2020/3/26
4月の施肥:2020/3/28 マイローズばらの肥料 20g (6号鉢)
鉢増し:2020/4/8 6号角鉢→8号角鉢
シュート処理:2020/4/27 ベーサルシュートピンチ 30cmのところで。
一番花:2020/5/13~ ポツポツ咲き始める。
一番花後の切り戻し・施肥:2020/5/22 樹高40cmまで切り戻し。
2番花:2020/6/18~ 8月までずっとポツリポツリと咲いている。
夏の施肥:2020/8/20 夏剪定と同じ日。マイローズばらの肥料40g 控えめ。
夏剪定:2020/8/20 樹高110cm→70cmになってしまった。全部の枝に鋏を入れた。
秋の開花:2020/9/24頃~ ポツポツと枝先に咲く。
冬の植え替え:2020/11/9 自宅から事務所に移動・植替え。9号丸鉢へ。(2重鉢)
2021年 9号丸鉢(2重鉢)
冬剪定:2021/2/1 樹高110cm→30cm →2/3再剪定。樹高約25cm
一番花:2021/5/10~5/31 主蕾が数輪開花。その後、2021は副蕾も咲いた。
2番花:2021/7/7~ ポツポツ開花。
夏剪定:2021/8/31 ほんの枝先のみカットして、誘引できる枝は横に軽く誘引してみる。
秋の開花:2021/10/4
冬の植え替え:2021/12/3 9号丸鉢そのまま。無施肥の土で植え替え。春のボーリング?対策。
2022年 9号丸鉢(2重鉢)
冬剪定:2022/1/26 樹高100cm→40cm強
芽出し肥:2022/3/4 バイオゴールド セレクション薔薇30粒
一番花:2022/5/13~5/23 主蕾からポツポツ咲き始める。
花後の切り戻し剪定:2022/5/23 樹高90cm→50cm→5/25再剪定 樹高40cm
2番花:2022/7/6~ ポツポツ開花。樹高100cm弱