▼ラテ アート Latte Art:データ
四季咲き 木立 ハイブリッドティー(HT)
日本 木村卓功 2008年 半剣弁咲き 大輪~中輪
微香 ティー香 樹高:0.6m
ラテアート 2015年 春の花
作出者談:
蕾が見えてから開花中でも液肥をあげ続けた方が綺麗。
最後まで液肥をあげ続けた方が個性的な花になる。ただ、やりすぎると株が疲れます。
あまり用土替えしないほうがよい。鉢植えは数年は上部の土を入れ替えるくらいでOK
▼育てている感想・メモ
カフェラテ色の大人っぽい薔薇です。春はコンパクトな株に大輪が咲きます。
株が充実すると花の中心部がいくつかに分かれてクルクルの巻き巻きで非常に可愛いです。
本やネットには「手をかけて育てたいバラ」と紹介されていますが
うちではあまり手がかかりません。うどん粉病にかかりますが手に負えないほどではないです。
ほぼ軒下だからか黒点病にはかかったことがありません。
シュートが出にくいです。樹勢が弱いので深く切りすぎない。なるべく枝を残すこと。
細い枝でも花を付け、ほぼ年中蕾をつけます。夏は咲かせない方が秋花が充実します。
樹形は横張りとなっていますが、コンパクトに仕立てられます。
香りは微香らしいですが、私の鼻では感じたことがありません。
【ラテアート 成長日記】鉢植え 8号角鉢 随時更新
▼2010年 冬 大苗購入
▼2012~2013あたりの冬剪定
樹勢が弱いのを知らずにゲンコツ剪定してしまう!!
▼2016.1.30 3年ぶりくらいの植替え
▼2016.5.4 一番花開花
▼2016.11.30
上部1/4ほど土の入れ替え+中耕。バットグアノ混ぜ込みと馬糞堆肥とバーク堆肥を入れる。
根は回ってなく鉢内に余裕あり。
▼2017.1.19 冬剪定前画像 8号角鉢
全形画像:樹高は高いところで約60cm強 葉は1/10頃全て取って強制休眠。
株元画像:クラウンが大きくなりすぎたので半分以上埋めて植えています。
シュートはたぶんサイドシュート。ベイサルシュートは相変わらず出ません。
木酢液100倍希釈 潅水。枝にもたっぷりかけました。病気対策実験中
▼2017.1.26 枯れ枝のカット
以前から枝が1本、途中から枯れ気味です。気になるので冬剪定前ですがカットして薬剤を塗布。
キャンカー? 枝枯病? 剪定断面は綺麗。トップジンMペーストを塗布しました。
ラテアートは枝の剪定断面に穴が開いてることがあります。
基本的に弱剪定なので、前に切った枝がいつまでも残っていて痩せていくのかも。
シュートがあまり出ないので、古い枝も切れずにいます。
その穴に水が溜まったり雑菌などが侵入して枯れるのかもしれません。
▼2017.1.31 ゲンコツ剪定
日に日に枝の黒い斑点が濃く多くなっている気がするので調べたら、やはり枝枯病かも。
寒さに当たっても枝が痛んで枝枯れ病やキャンカーが進行したり酷くなるそう。
軒下ですが先日の寒波で初めて土が凍っていました。それもダメージになったのかも。
元気な苗なら寒さに当たっただけで気にしなくてもよいと載っていたりしますが
老木などは切り口や傷口から菌が進入してだんだんと侵され、枯れることもある怖い病気だとか。
このラテアートは切り口もずっと放置状態ですし、先日も枝1本が枯れたので枝枯病の疑い濃厚です。
病変部をできるだけカットして癒合剤を塗るしか対策がなさそうなので思い切って剪定。
冬剪定前後の画像:シュートだけ病変がないので残しました。高さ10cmくらい
ラテアートは強剪定はダメなのに、こんなにちんまり。もっと早く対処してあげればよかったー
トップジンMペーストを塗って、クラウンを出しました。
2回目のゲンコツ剪定、復活してくれるでしょうか。
▼2017.3.8 ゲンコツ剪定後 約40日経過
シュートから出た芽は順調に芽が育っています。途中でまた切り戻したのでさらにちんまり。
クラウンからは赤い芽が2個くらい出ています。樹高はクラウン(接木部分)含めて7cmくらい。
ゲンコツ剪定したこの株には8号鉢では大きいので、サイズダウンしたいけど冬まで我慢かなあ。